pon




・子供っぽくて甘えん坊。
・ちょっぴり悪戯好き。ときどき度が過ぎることもある。
・人が好き。一番好きなのはたまとさんとお姉さん。 
・挑戦したがり。うまくいかないとすねる。
・食べることが好き。好物は甘いお菓子。特に好きなのは創作洋菓子店「わふーる」の黒ごまアイスクリーム。
・何かに煮詰まった人を見つけると得意のダンスで応援してあげます。
・晴れた日は必ず散歩に行きます。
・大人の女の人の握り拳二個分くらいの大きさです。
・ひらがな、カタカナの文章なら読めます。
・全身タイツです。脱いだ所は人に絶対見せません。
・タイツはいろいろ替えを持っています。タイツはお世話になっている古着屋のお姉さんが裁縫の腕を駆使して作ってくれます。つまりタイツの模様は半分以上お姉さんの趣味なのです。
・ぴよんと出ている触覚のようなものは元気のバロメーターになっています。







周りの人たち


たまとさん
・ちょっと認められ始めた駆け出しデザイナー。
・控えめで優しいお兄さん。ちょっとたよりない所がある。
・努力家。
・実年齢より若く見える(もうすぐ三十路)。
・ぽんを子供か弟のように思っている。
・近頃仕事が立て続けでまともに家にもいられず、昼夜関係なくぽんをひとりぼっちにすることが多かった。なのでやむなく時間の融通が利く仕事をしている古着屋のお姉さんにぽんを預けることにした。
・古着屋のお姉さんに好意を寄せている、しかしいまいち一歩踏み出せない。
・ひょろっとした長身に、セルフレームの細四角の眼鏡がトレードマーク。



古着屋のお姉さん
・おじさんのお店で働いている。
・しっかり者でやや心配性。
・洋裁を習っていたことがあるので裁縫は得意。
・料理にはあたりはずれがある。
・20代半ば。
・ぽんを甘やかしはしないがとても大事にしている。
・たまとさんの気持ちに気付いていて意識してもいるが過去の失恋のトラウマから何もできないでいる。
・きれいな長い髪をいつも一つに束ねている。美人というより可愛い感じのひと。




(お姉さんのアパートの)大家のおばあちゃん
・明るくておしゃべり好き。
・和菓子づくりの腕は玄人はだし。
・昔はそれなりに名の通った踊りの得意なミュージカル女優だったが、膝を壊してしまい引退。ほぼ同時におじいちゃんと結婚して家庭に入る。膝のせいで用事がない限りほとんど外には出ない。そのかわり友達を頻繁に家に呼ぶ。
・いつでもお洒落を忘れないきれいなおばあちゃん。
・ぽんとタロを孫のようにかわいがっている。



(お姉さんのアパートの)大家のおじいちゃん
・口数は多くない。
・タロの散歩が日課。
・そこいら一帯の地主の家系。
・おばあちゃんを誰よりも愛している。実は家に人を呼ぶのを少し控えてもらいたいと思っているが外出がしづらいおばあちゃんのことを思うと言えずにいる。
・おばあちゃんに何か言われているのかいつもおしゃれ。
・ぽんとタロを孫のようにかわいがっている。




(お姉さんのアパートの)大家さんちの柴犬のタロ
・ボール遊びが好き。
・ぽんと出会った時はぽんをボールと間違えそうになった。
・少し間抜けな所がある。
・ぽんがやってきたときはぽんを背中に乗せておじいちゃんと散歩にでかける。




洋菓子店「わふーる」の店長さん
・ぽんが一日限定20個の黒ごまアイス目当てに通うお店を開いている人生経験豊かなおじさん。
・年齢は秘密。
・お菓子だけでなくその人柄に引かれてお店に来る人も多い。ぽんが落ち込んでいる時は必ずいいアドバイスをくれる。
・実は10年前別れた妻と娘がいる。
・常連さんの間でのあだ名は「えびすさま」。




はるみちゃん
・ぽんを追いかける5歳児。ぽんを弟にしたいらしい。
・超がつくほどのおてんば。
・豪華タクシーかリムジンで現れる。結構いいとこのお嬢さんだったりする。
・ぽんはしつこいこの子が苦手。
・両親はいつも忙しく海外を飛び回っている。
・こ憎たらしい子供である。




じい
・はるみちゃんのお世話係。
・じいと呼ばれてはいるが結構若い。まだ40代。でも老けて見える。
・旦那様奥様の代わりに私がしっかりお嬢さまを見ていなくてはと思ってはいるが、わがままな彼女にほとほと困っている。
・まじめな苦労人。